お知らせ
◆6月以降の予定を下記のようにいたします。
6月22日/7月6日/8月3日、31日/9月28日/10月26日
(2024/6/11)
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はしか・風しん(MR)ワクチン の供給少し余裕がでてきました
最近の気になる情報です。1歳からのはしか・風しんワクチン第1期の接種率が80%台に落ちてきているとのことです。新型コロナ感染症流行の影響なのでしょうか、はっきりわかりませんが、とても大事なワクチンですので、1歳になったらなるべく早く接種を計画して下さい。
というふうに書いておきながら、はしか・風しん(M R)ワクチンの入手がとても困難になっておりましたが、供給に少し余裕が出て来ました。
そこで、まもなく2歳になられる未接種者を最優先致します。次に、未接種のお子様も優先致します。また、一度は接種されていると思われます年長さんも、余裕があればお受け致しますので、お尋ねください。
(2024/6/11)
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2024年4月から新たに5種混合ワクチンが登場しました。
「肺炎球菌ワクチン」もリニューアル。15価ワクチンに変わります。
◆5種混合? 何それ?
4月から、現在行われている4種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳3種混合+ポリオ)ワクチンに、ヒブワクチンを加えた新しいワクチン「5種混合ワクチン」が定期接種用のワクチンとして使用されることが決まりました。
ということは、一つ注射が少なくなるってこと?赤ん坊を泣かせる回数がちょっと減るってこと? 歓迎する声が聞こえてくるようですが、慎重派の親御さんからは、ただでさえいっぱい混ぜているのに大丈夫なの?と危惧される方もおられるかと思います。私にも見当はつきませんが、今までとさほど変わったことが起こるとは予想しておりません。
先々は5種混合ワクチンに代わってしまうかと思われますが、移行期には混在するかと思います。
当クリニックでは原則、以下のような方針で接種ワクチンを選びます。
2月生まれ以降のお子様のようにまだ接種スタートしていないお子様には原則5種混合を使用します。途中までスケジュールが進んでいるお子様の場合は従来通り4種混合+ヒブワクチンとするつもりです。
また、2種類の5種混合ワクチンが発売されましたが、どう使い分けるか、まだはっきりしない部分もありますので、早急に方針決定していくつもりです、色々な情報に気を配っておいて下さい。
◆それからもうひとつ。肺炎球菌ワクチンも従来の13価ワクチン「プレベナー」から15価ワクチン「バクニュバンス」に変更されます。(価とは含まれるワクチン株の数)これはそのまま乗り換えすることになりそうです。
◆以上二つのワクチンについては、従来皮下注射で接種していましたが、筋肉内注射も選択できるようになりました。
この二つのような、生ワクチンでない不活化ワクチンは、国際的には筋肉内注射が行われていますが、今後そのように変わっていくのだろうかと思われます。
一般的には筋肉内注射の方が副反応の出現は少ないと言われておりますが、乳児では接種部位も大腿部くらいに限られますので、せいぜい1回に2種類まで、当面は5種混合と肺炎球菌の2つを大腿部に筋注するようになると思います。
最終的には親御さんのご希望に沿うことにします。
(2024/4/14)
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2024年4月以降の新型コロナワクチンの接種について
◆ お子様への公費負担での新型コロナワクチン接種は3月までで終了しました。
お子様への新型コロナワクチン接種については感染症そのもののリスク、ワクチンの効果、リスク等を考え、今までは不明な部分も多かったので、どの年齢の方にもご希望に沿って行なってまいりました。
感染した方に伺うと、確かにインフルエンザよりもかなりきつく、しばらく匂い、味が分からなくなった、またその後体調がイマイチなど、決して普通の風邪程度とはいえないようではあります。
しかし、最近の流行状況を見ますと、高齢者層以外では一般のクリニックレベルでは重症化する方はごく稀です。特にお子様に関しては、うまく表現できないのかもしれませんが、敢えて言えばやや強めのかぜ症状程度の方が大部分でした。当クリニックでは新型コロナの薬剤の処方もいたしませんでした。成人の方で肺炎を起こし入院治療された方が一人おられたと聞きましたが、重症化した方は報告がありませんでした。
一方、このワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン同様、メッセンジャーRNAワクチンと言われるもので、従来子どもたちにしてきた他のワクチンとは異なるもので、国は十分に有効性安全性について検証したと言っておりますが、HPVワクチン同様、気になる副反応と思われる事例報告が見られます。
今後は高齢者以外は任意接種として続けるという方針のようですが、当クリニックでは接種しない方針です。ご理解の程お願い致します。
(2024/4/14)
2024年4月23日(火)臨時休診のお知らせ
院長の健康管理のため、同日は朝から終日休診とさせていただくことに致しました。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
(2024/3/16)
お口あ~んするだけでインフルエンザの診断ができる検査機器
「nodoca」新登場 ‼️
◆このたび、のどの状態を写真撮影するだけでA Iがインフルエンザかどうか判断してくれる機器 「nodoca」 を導入致しました。 お口アーンだけですので、いつもの診察とあまり変わりありません。
最近は診察室に入るなり、「鼻グリグリはいやだー」 と泣き叫ぶ子どもさんが増えております。インフルエンザを始め、新型コロナ、溶連菌、プール熱(アデノウイルス感染)などなど、迅速検査は診療に有用ですが、お子様には苦痛です。
昨年から保険診療で検査できるようになっております。『インフルエンザ診療ガイド2023-24』にもnodocaを用いたインフルエンザAI判定法が掲載されました。
診断の精度については、現在主に行っている鼻の粘膜を擦る迅速抗原検査とほぼ遜色ない程度との事です。しかし、今朝熱が出たばかりという様な発症早期にはより精度が高いと言われており、一晩経って出直してと言わなくても良くなりそうです。
弱点としては、A型とB型の区別はつかない事。でもこれはほとんど問題にならないと考えております。もう一つは新型コロナ、アデノウイルス、溶連菌などの検査は一緒にできない事などでしょうか。ただ、今後どこまで広がるかははっきりしませんが、これらについてもA Iが同時に判定できる様になる可能性があるとのことです。それも楽しみにしております。
今シーズンは既に流行期と言ってもいい状態ですが、流行のピークは1〜2月だろうとの事。ご希望があればこの新しい検査法で検査するつもりです。但し、従来の迅速抗原検査をご希望であればそれもOKです。
皆様には簡単な問診票に記載頂き、診察を受けるだけです。あまりご負担にはならないと思います。もちろん大人の方も検査いただけます。但し、検査をしはじめて気付きましたが、口を大きく開けて喉を開くのが苦手な方がおられて、検査できない場合もありますので、ご希望に添えないこともあります。どうぞご相談ください。
(2023/12/19)
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「ドロップスクリーン」導入について
◆1滴の血液で検査できるアレルゲンスクリーニング検査機器稼働中
即時型アレルギー症状を引き起こす可能性のある特異IgE抗体41種類を1滴の血液で30分で検査できる機器 {ドロップスクリーン}を設置致しております。
国民の約半数が何らかのアレルギーを持っていると言われる今日です。アレルギーの有り様も喘息、鼻炎、結膜炎、花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など多彩で、最近ではいくつかの要因が重なってアレルギー症状を引き起こすようなタイプも有ることがわかってきています。
この症状は何かのアレルギーみたいだけど、何が原因だかわからないのではっきりできればいいんだけど?
ダニアレルギーやスギ花粉症があって治療しているけど、どうも他にもアレルギーがありそう?などなどお困りの声を聞くことが多々あります。そんな時に小さいお子様でも注射採血せずに多項目検査できるのは有用であると判断しました。
もちろん大人でも役に立つと思います。アレルギーのあるお子様を診療していると、ご両親はじめ身近な方も、特にスギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などアレルギー症状があるものの、半分諦めの境地で、辛抱して過ごされている話をよく聞きます。中にはきちんと治療すれば治りそうな方もおられるようです。
アレルギー疾患はなかなか自然に治ることはない一生ものの病気です。保険診療でできる検査です。最近では、今までにない新しい治療手段もできてきております。お子様と一緒に治療も含め考えてみませんか?
なお、詳細はドロップスクリーン指導箋.pdf(←クリック)を用意しておりますので御覧ください。
(2023/12/11)
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10月以降、満6ヶ月以上の方に最近の流行株に合わせた新型コロナワクチンの接種が始まります。従来のワクチン接種は9月前半までです。以後は今までとは違い、高齢者、基礎疾患のある方が呼びかけの中心になっています。あとは、希望者は公費負担で接種できるといった内容です。
新型コロナワクチンについては感染症そのもののリスク、ワクチンの効果、リスク等を考え、今までは不明な部分も多かったので、どの年齢の方にもご希望に沿って行なってまいりました。しかし、最近の流行状況を見ますと、高齢者層以外では一般のクリニックレベルでは重症化する方はごく稀で、敢えて言えばやや強めのかぜ症状程度の方が大部分です。当クリニックでは新型コロナの薬剤の処方も原則いたしておりません。成人の方で肺炎を起こし入院治療された方が一人おられたと聞いておりますが、重症化した方は報告がありません。
一方、このワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン同様、メッセンジャーRNAワクチンと言われるもので、従来子どもたちにしてきた他のワクチンとは異なるもので、国は十分に有効性安全性について検証したと言っておりますが、HPVワクチン同様、いささか気になる副反応と思われる事例報告が見られます。
現在はワクチン接種については積極的にはなれませんが、敢えて言えば、基礎疾患があり重症化を心配される方には接種してあげようかなと思っております。もちろん人それぞれ考え方はあると思いますので、皆様のお考えで接種しようと希望された場合、その意思を尊重いたします。
接種の予約は今までどおり古賀市役所の方で一括して行なっていただきます。接種日程についてもそちらでご確認ください。接種ワクチンは年齢によって分けられています。① 6生月〜5歳、② 6歳〜11歳、③ 12歳以上の3種類です。当クリニックでは①と②を行います。外観のよく似たワクチンですので、①は金曜日、②は水曜日に接種致します。ご了承お願いいたします。
(2023/9/18)
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インフルエンザワクチンの接種について
◆今年は既にインフルエンザA型が各地で流行しており、既に地域の学校で学級閉鎖になったところも続出しております。今後の大方の予想としては、1〜2月をピークに流行が拡大するだろうとのことです。
ワクチンの感染予防効果はあまり期待できないと思っていますが、強いて言えば肺炎などの重症化防止にはなるかと考えています。ちなみに私は一度も接種したことはありません。まだ免疫力はあまり弱っていないのかな?毎年多数の患者さんを診察しておりますが、一度も罹患しておりません。
とはいえ、接種希望者が多いのも無理はないかなと考え、今年も接種を致します。ワクチンは入手しておりますので、予約可能です。
但し、接種対象者は、ある程度その方の普段の健康状態のわかる、当クリニックに受診したことのある方に限定させていただきます。全くの初診の方、成人の方は他にかかりつけの接種できる所があれば、そちらでお願い致します。
接種料金は全年齢、回数を問わず、一律 4,500円(税込) です。
(2023/9/18)
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン積極的接種勧奨再開について考えること
◆ ヒトパピローマウイルスワクチン(以後HPVワクチン)はHPVのいくつかのタイプの感染が子宮頸がんの原因になっていることがわかって、ワクチンで感染を防ぐことでその発症予防が期待できるとして開発されました。「子宮頸がんワクチン」と呼ばれる所以です。日本では14年前、2009年にサーバリックス(GSK)が承認され、接種が始まりました。
当クリニックでも2010年8月に接種を開始しておりました。その効果に期待を持っておりました。当初は任意接種で少数でしたが、2011年頃から公費負担されるようになり、接種者も徐々に増えておりました。
しかし、接種後に副反応を疑わせる多彩な症状の訴えが問題となり、2012年4月に接種を積極勧奨されましたが、そのわずか2ヶ月後に積極勧奨取り止めとなり、その後も定期接種扱いのままでしたが、接種者は激減し、ほぼ10年が過ぎました。その間、ワクチン接種を広めたい国、学会、製薬企業からは欧米諸外国との接種率の違い、子宮頸がん発生率の違い、安全性に問題ないとの主張が繰り返され、2022年4月より9年ぶりに再度積極勧奨されるようになりました。また、新しく9種類のウイルス株を持った新たなワクチンが使用されるようになりました。
ところが、厚労省研究班の調査によるとHPVワクチン接種後に生じた症状の治療のために国が特別に指定した全国約90箇所の「協力医療機関」を訪れた新規受診患者数は、2022年度は137人に上っていました。
ここを受診する患者というのは、接種直後の腕の痛みや短時間の失神などでではなく、近所の医療機関ではとても治せない複雑な症状を抱えた患者さんばかりだと考えられます。そうでなければわざわざ遠くの大学病院等を受診する必要はないはずだからです。
実は、厚労省の調査では接種勧奨が再開される前の「協力医療機関」はほとんど開店休業状態で、受診患者数は全国あわせて2019年度は7人、2020年度は14人に過ぎませんでした。それが接種勧奨再開で約10倍に増えているのです。また、ワクチン接種後体調不良になり、「協力医療機関」に受診を希望したにもかかわらず、ワクチン接種とは関係ないと言われ、紹介状すら書いてもらえなかった方もいらっしゃるという話も複数聞きます。
接種者が増えればそれだけいわゆる「有害事象」が増えるのは当然という見方はあると思いますが、受診者がどのような訴えで受診され、どのような診断内容であったのかについては公表されるべきではないでしょうか。でないと安心してワクチン接種を勧める気にはなれません。
一方で、毎年1万人の子宮頸がん患者が発生し、3千人の死亡があることも統計的事実です。ワクチンを推進する立場からは、限定的だが特に若年世代の子宮頸がんの発生を減らす可能性があると言われますが、これについても賛否議論されています。否定する議論も私には何でも反対する、為にする「言いがかり」的なものには見えないのです。
もう少しはっきり見えるようになるまでは、当クリニックでは接種を控えようと思っております。
皆様のご意見も伺わせていただきたいと思っております。
(2023/9/18)
◆4月より、従来の健康保険証の代わりにマイナンバーカードを健康保険証として使用することができるようになりました。その是非についてはここでは言及はしませんが、当クリニックでも受付が可能なシステムの用意ができました。
受付にカードリーダーを設置しましたので、もう使用できます。
ご使用になる前に受付を済ませてください。もし職員が席を外している場合は少々お待ちいただきますようお願い致します。
その上で、このカードリーダーにマイナンバーカードを挿入し、カードリーダーの指示に従って操作をお願い致します。
その際、受診者ご本人の顔認証、あるいはマイナンバーの4桁の暗証番号が必要になります。お子様を連れて受付なさるか、前もって暗証番号を確認の上おいで下さい。
更に、中学生までのお子様の場合、受付時には今まで通り医療証の提出も必要ですので、併せてご準備ください。
マイナンバーカードの準備ができていない方でも、資格証明書があればいいとのことになりそうですが、現場での混乱が目に見えるようで、このままうまくいくのかどうか心配ではありますが、一応準備ができたことをご報告致します。
(2023/4/3)
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◆4月から4種混合ワクチンの接種開始月齢が、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスワクチンと同じく、満2ヶ月からとすることが決まりました。近い将来、今の4種混合ワクチンにヒブワクチンを加えた5種混合ワクチンが登場することになっていますが、その準備段階なのでしょう。
やれやれこれで1回来る回数が減るなあと感じるか、いきなりいっぺんに4つも注射かあと感じるか、人様々でしょうが、まとめてするか分けてするか、よーく考えてください。ご希望に添う形でやっていこうと考えております。
(2023/3/29)
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普通のかぜもコロナ感染症もインフルエンザも当初は区別がつきません。最近は発熱すると心配して急いで受診されることが多いのですが、早すぎても診断困難です。
インフルエンザは典型例は症状がかなり違いますので臨床診断も可能かと考えております。厚労省も飛沫の飛び散る迅速検査なしで抗インフルエンザ薬の投与することを認める通達を出しております。了承いただける方にはその方針で臨みます。
種々の制約で検査が必要な場合があります。昨シーズンまでは診察室で行っていた検査ではありますが、新型コロナの重複感染などの可能性も考えると、原則屋外で検査させていただいております。物々しいことになりますがご了承下さい。
何らかの感染症状が出たら、まずは元気であれば、お休みして自宅療養です。これはコロナ、インフル以外でも言えること。軽いからまあ出掛けてもいいか、はNG!熱が出ても出来るだけ熱冷ましを使わず安静を。ヒトは発熱してウイルスの増殖を妨げているのです。敢えて言います。熱が出ているうちは大丈夫!
コロナは仮に早く見つけたとしても、特に子供さんの場合は重症化しないようにする治療はありません。大半は薬を使わなくても、じっと安静にしておれば1週間ほどの経過で治ってしまいます。
インフルエンザでも軽症であれば抗インフルエンザ薬を使わなくても安静だけでも治ります。まずは安静。困った症状があれば受診しましょう。
今シーズンのインフルエンザ流行はもうすぐ終息すると思われますが、その後、新型コロナウイルス感染症がどうなっていくのか、今までより更に重症化することはなかろうと推測されますが、まだ読めない状況です。今しばらくはまだ物々しい検査体制を採ることになるのかなと考えております。ご理解の程お願い申し上げます。
(2023/3/29) ▲ ページトップへ
◆2014年、スギ花粉症に対する舌下免疫療法が、また、2016年にはダニ抗原による舌下免疫療法が保険診療でできるようになりました。
当クリニックでもこの間約150名ほどの方を治療してまいりましたが、舌下免疫療法は従来の治療とは一線を画した、「治癒」が望める画期的な治療法と言えると思います。
とりわけ、このスギ花粉時期に入学試験を控えている中学高校生諸君、来シーズンに向けて、舌下免疫療法の導入を考えてみられたらいかがでしょうか。9月・10月が治療スタートの適期です。他の抗原への感作状況によっては治療開始時期について考慮が必要です。どうぞご相談ください。
◆舌下免疫療法の適応
次のような方にお勧めしています。
①スギ花粉またはダニが原因となるアレルギー性鼻炎
②一般的な薬物療法でアレルギー性鼻炎の症状を十分にコントロールできない方
③ 勉強や仕事に支障となるので、アレルギー性鼻炎症状から解放されたい方
④鼻みずやくしゃみが問題となる職種についている。
◆舌下免疫療法をすれば治るの?
多くのアレルギー疾患の治療が対症療法であるのに比して、アレルゲン免疫療法は治癒を期待し得る治療法です。しかし、全員には効きません。およそ、治療を行った方の20%でアレルギー性鼻炎が治癒し、30%以上でかなり楽になり薬が激減した、20~30%で症状はあるが以前より楽と答えられます。残念ながら10~20%では治療効果がありません。全体をみますと80%以上の方に効果があります。
◆治療費用は?
舌下免疫の治療のみで薬の処方がない場合には、医院での治療費と薬局での薬代と合わせて1ヵ月あたり2,000~2,500円程度の負担(保険適応3割負担の場合)になります。スギ花粉症場合、飛散時期だけでなく1年を通じて治療をしますので毎月ほぼ同額の治療費となります。また、治療開始前の検査や1年に1回程度の検査が必要となり、その際にも5,000円程度の検査費負担がかかります。舌下免疫療法を行っていても症状がでる可能性があります。その場合にも症状を抑える薬代などが必要になります。しかし、舌下免疫療法を行うことにより多くの方が症状が軽くなり、これまでよりも症状を抑える薬の量が減ります。
但しお子様の場合は、お住いの自治体によって少し違いはありますが、他の診療分も含めて毎月定額の支払限度額になりますので、あまり負担増にはならないかと思われます。
◆適応の年齢は? 子供には? 高齢者には?
スギ花粉の舌下免疫療法は、発売当初は12歳以上の年齢で適応でしたが、2018年夏より年齢制限が解除されました。 ですから、子供の治療は、適応上では何歳からでも可能ですが、治療の意味を理解し、治療を受けたいという意欲を持つ必要があると考えますし、薬を1分間舌下部に含んだ後飲み込むことを上手くできるようになってからと考えると、小学生になってからくらいが適当かと考えています。また、治療前には採血による検査が必要ですので、採血をさせてくれるお子様が適応となります。
高齢者のかたは、適応外ではありませんが、効果のある方の割合がやや少なくなると予想されます。でも、症状が辛ければやってみる価値のある治療だと思います。人生は長い。よく考えてみてください。 舌下免疫療法を行っている施設が少ないこともあり、スギ、ダニいずれも成人の方も治療承っております。お子様と一緒に治療されている方もいらっしゃいます。お互いに励みになっていいのかも。
いつでもご相談に応じます。
(2023/3/29) ▲ ページトップへ
◆前項でも触れましたように、現在は生後6ヶ月以上の小児にも接種できるようになっています。
第5波、デルタ株の流行時でも、感染して死亡した子供はゼロではありませんが、極めて稀でした。重症化も稀でした。欧米では違うよとの話はありましたが、それでも明らかに大人とは違っておりました。
現在、オミクロン株が現れて、嘗てないほどの勢いで感染爆発しています。家族に一人感染者がでたら家族全員罹ってしまうことが多くなっており、感染力は明らかに強いようですが、より重症化するかについては否定的です。
今は若年者が流行の中心だから重症化しないが、高齢者に広がればそうとも言えないだろうと言われてはおりますが、第8波では小児の死亡例が増えているとの報告もあり、心配しておられる方も多いのではないかと思っております。
詳しくデータを読み取ることまでできておりませんが、第7波以降、明らかに小児の罹患は増えていますので、それまでより確かに死亡者数の報告が増えるのはある意味当然ではないかと思います。しかし、それは新型コロナウイルスがより危険になったと言えるのか疑問に思っております。
百歩譲って、例えそうだとしても子供全員に接種を勧めるのは果たして必要なのか?もし感染発病したら命に関わるような基礎疾患を持った小児に限って接種する程度に抑えておくほうがいいように思っています。喘息があるくらいはその部類には入りませんよ。
ワクチン効果ばかりが言われていますが、その副反応、ワクチン接種後の死亡例の分析等については全く明らかにされていないことにも注目すべきでしょう。
今までの感染症の歴史を振り返ると、変異しながらいつかは毒力も落ち、普通の風邪になっていくだろうとも言われています。専門家の誰もが「数年後には WITH CORONA に」と言っています。
オミクロン株についてもこれ程一気に広まり、しかも感染しても発病しない人が多ければ、デルタ株より早く集団免疫が獲得され、早く終息するのではないでしょうか。
いわゆる専門家の方々も子供への接種を声高々に叫んではいないように感じています。
でもそれじゃあどうしたらいいの?という声が聞こえてきそうです。それについては、次の項で。
(2023/3/7) ▲ ページトップへ
◆また新型コロナの感染が広まってきた場合、残念ながらこうすれば絶対大丈夫という対策はないと言わなければいけません。ワクチンを何回しても流行は繰り返されています。効果は限定的のようです。
今私達にできることをまとめてみました。院内にも掲示していますが、皆様もご覧ください。
インフルエンザの流行もコロナと同時流行でどうなるかと心配されていましたが、結局ワクチンよりも以下の原則が比較的守られている日本ではひどくならなかったということではないかと考えています。
また、コロナとインフルエンザの同時流行とは言っても、一つの地域で見れば、インフルエンザが出てきたらコロナは引っ込んでいます。まだコロナが優勢なところではインフルエンザは広がっていません。
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新型コロナ、インフルエンザにかからないうつさない5つの原則‼
🔴 人が集まる場所、マスク着用
🔴 公共のモノに触れた、手を洗うか消毒
🔴 飲食、同居する家族等に限定
🔴 一緒に暮らしていない高齢者を訪問しない。たとえ近くの祖父母でも
🔴 体調が悪い時、外出自粛、医療機関を受診
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皆さんが、これを守っていただくだけで、多 くの命が救われます。
(2023/3/7) ▲ ページトップへ
◆2020年2月、古賀市行政担当者と医師会の懇談会が開催された折に、おたふくかぜワクチン接種に補助金を出してほしいと田辺市長に「直訴」致しましたところ、詳しく事情をお聞きいただき、検討を約束いただいておりました。
近隣では、宗像市、粕屋町が補助を実施しており、できれば同じ程度の補助を考えていただきたいと申しておりました。
皆様御存知の通り、田辺市長は「チルドレンファースト」を市政の一つの大きな柱に据えて、様々な施策を打ち出しておられます。懇談会以降しばらくはこの件に関しては何のコメントもなかったので心配しておりましたところ、先行した宗像市、粕屋町よりも更に一歩進んだ内容、私もそこまでは提案できなかった内容で発表されました。
即ち、1歳から年長まで全年齢に対し、1回は補助をするということです。すでに補助金無しで1回済ませておられる方も、年長さんになったらもう一度接種できます。
さすが小学生までは無理でしたが、ここまで対象を広げていただけると、うまくすれば今まで何年かごとにみられていた少流行が一気に起こりにくくなることが期待できると思います。
接種費用全額ではないですが、約半額で接種できます。ぜひ多くのお子様に接種の機会を!! 田辺市長のご英断に感謝致しております。
そして、補助金の出ない近隣の自治体でも補助金が出るように皆様からも要望を出してみられたらいかがでしょうか。
おたふくかぜワクチンの必要性についての私の考えは?・・・・こちらへ
(2023/3/7) ▲ ページトップへ
患者さんやご家族の皆さまを感染の危険から守るために、当院では感染防止対策に積極的に取り組んでいます。つきましては、感染防止対策上、皆さまにはご協力をお願いすることがありますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
1.院内感染防止対策の体制づくり
当院では、院内感染対策部門(委員会)を設置し、全職員で感染対策に取り組んでいます。
2.院内感染防止対策活動
院内感染防止の指針およびマニュアルに基づき、職員の手洗い・手指消毒、場面に応じた防護対策(手袋・マスク・ガウン・ゴーグル・フェイスシールド・エプロンなど)の使用等を実践し感染防止に努めています。また、適切な治療や感染対策が行われるよう、週1回の院内巡視を実施しております。
3.職員教育
全職員(委託業者も含む)に対して、年2回以上の研修会を実施して、感染防止に関する知識の向上を図っています。
4.抗菌薬適正使用のための方策
抗菌薬(いわゆる抗生物質)の不適切な使用は、耐性菌を生み出し感染症治療を困難にするなどの問題が指摘されています。抗菌薬は細菌性の感染症に対してのみ効果があり、ウイルス感染症(インフルエンザやコロナも含め、一般の風邪の原因はほとんどがウイルスです。)には無効です。当院では最新のガイドラインに則り、医師の診察の結果、細菌性の扁桃炎や細菌性の肺炎など、細菌感染症であると医師が診断し、抗菌薬を使っての治療が必要であると医師が判断した場合のみ、必要十分な抗菌薬を必要十分な量を処方しています。抗菌薬の適正使用にご理解とご協力をお願いします。
5.地域の医療機関等との連携体制
当院では「外来感染対策向上加算」を九州厚生局へ届出、算定しており、地域の医療機関および医師会との感染対策連携を図っています。
6.皆さまへのご協力のお願い
感染防止の対策上、来院の皆さまには、手洗い・手指消毒、マスクの着用などをお願いをしています。また、発熱のある方には、事前に電話でのご相談をお願いしておりますので、ご協力をお願いいたします。
7.情報開示
当院の院内感染対策の取り組み(指針およびマニュアル)については、閲覧が可能です。ご希望の場合は、職員に申し付けてください。
(2022/4/1) ▲ ページトップへ
◆新型コロナ対策の一環として、窓口負担金お支払いに「PayPay」を利用できるように致しております。
現金の受け渡しによるお互いのリスク軽減に役立てばいいかな。
保険診療分も予防接種等の自由診療分も、自己負担分に利用できます。
(2022/01/11) ▲ ページトップへ
1.アルコール、次亜塩素酸水による手指、設備、備品等の消毒
2.エアコン、空気清浄機、加湿器等による滅菌
3.光触媒コーティング剤 「Dr.OHNOTM」壁面等塗布による滅菌
4.来院者が途切れた時に窓の開放、換気
5.隔離スペース設置、発熱外来設置等による、時間的空間的、疾患別の分離
6.飛沫拡散が心配な処置に備え、パーティション設置
7.待合室混雑時に院外待機できるように呼び出しベルを用意
皆様が少しでも安心して受診できますように、以上のような感染防止対策を実施しております。
(2020/12/27) ▲ ページトップへ
接種においでになる前に、下記のご希望の予診票をクリックしてダウンロードし、
必要事項をご記入の上、ご来院ください。
ロタウイルスワクチン.pdf B型肝炎ワクチン.pdf
麻しん風しん(MR)ワクチン.pdf みずぼうそう(水痘)ワクチン.pdf
ムンプス(おたふくかぜ).pdf インフルエンザワクチン.pdf
<注意>接種時に保護者以外の方(祖父母など)が連れてこられる場合、保護者からの委任状が必要になります。下記をクリックして必要事項をご記入の上、予診票とといっしょに窓口にご提出ください。
委任状.pdf
各ワクチンの説明
(2020/08/09) ▲ ページトップへ
その1:ロタウイルスワクチンが定期接種になります。
今まで接種費用が高かったことで接種を諦めていた方も多かったと思われますが、それがなくなることは良かったと思います。
但し、定期接種の対象は、2020年8月1日以降に出生したお子様です。それ以前に生まれたお子様は、10月まで待っても、たとえ2回目であっても、定期接種にはなりませんのでご注意ください。
その2:予防接種の間隔ついての考え方が変わります。
すでに、「予防接種について考えること 2020改訂版」に記載していますが、予防接種の間隔についての考え方が大きく変わります。従来は生ワクチンをしたら次までは4週間、不活化ワクチンであれば次まで1週間間隔をあけるとなっていましたが、その考えの多くが根拠のないものであることは以前から指摘されていました。
ロタウイルスワクチンの定期接種化に伴って、以下のように接種間隔の考え方が変わります。変わらないのは、注射の生ワクチンの次に別の注射の生ワクチンをする場合、4週間以上間を開けることだけです。注射の生ワクチンの次に、飲む生ワクチン(ロタウイルスワクチン)あるいは他の不活化ワクチンをする場合や、不活化ワクチンをした次に他の生ワクチンあるいは不活化ワクチンをする場合、接種間隔は開けなくてもいい、たとえ翌日であってもいいということです。
詳しくは別項を参照ください。ただ、私は別項に書いておりますように、最低1週間は間隔をあけたいと考えております。よく考えてご相談の上、接種スケジュールを立てましょう。
(2020/09/04) ▲ ページトップへ
◆6歳未満のお子様の保護者様へ
「小児かかりつけ診療料」についてのご案内
「小児かかりつけ診療料」についての同意書
(2020/3/18) ▲ ページトップへ
(2020/03/18) ▲ ページトップへ
アレルギー、その他の検査を希望され受診される場合、その多くが検査会社への外注検査となります。
検査会社の集配時刻の関係で、平日の午後4時以降や火、土曜の午前10時以降になりますと、その日に検査ができない場合があります。予めご注意ください。
出来るだけ、朝一番に来ていただけると助かります。
また、受付の際に、検査希望であることを窓口でお伝えください。
(2020/01/06) ▲ ページトップへ
10月1日より、任意予防接種料金を一部変更いたしました。
ご了承のほどお願い申し上げます。
なお、ロタウイルスワクチンについては、2020年8月1日以降に誕生したお子様に限られますが、定期接種になりました。それ以前の誕生日のお子様は任意接種になります。
新料金表(10%税込料金)
ロタウイルスワクチン ロタリックス(2回接種)14,000円
ロタテック(3回接種) 9,500円
B型肝炎ワクチン 5,300円
麻しん風しん(MR) 8,800円
ムンプス(おたふくかぜ) 6,000円
水痘(水ぼうそう) 7,500円
インフルエンザ 4,000円
破傷風トキソイド 3,700円
*上記以外のワクチンについては、個別お問い合わせ下さい。
(2020/09/18) ▲ ページトップへ
◆平成28年10月から定期接種になり、ユニバーサルワクチンとしてスタートしました。残念ながら定期接種の対象者は平成28年4月以降に生まれたお子様に限られました。
平成28年3月以前にお生まれのお子様は残念ながら定期接種の対象にはなりませんでした。しかし、私は任意接種でも受けておいたほうがいいワクチンであろうと考えております。
詳しくは別項をご覧ください。
B型肝炎ワクチン(接種順)
(2017/02/07) ▲ ページトップへ
◆すでに一部では行われていますが、粕屋地区の小学校で集団フッ素洗口をする計画があります。私は虫歯予防の手段としてフッ化物を使用することには反対です。
日本フッ素研究会のホームページには洗口をはじめとする様々のフッ素応用についての見解が示されています。私はそれらの見解を支持します。
推進する方々の「科学的に証明された予防効果」という謳い文句には統計学の素人が見てもおかしいと思われる初歩的な欠陥が多く見られます。中学校の理科の観察日記ほどの根拠しかありません。フッ素を使用する前にこれらの内容もよく吟味してみてください。
こちらのリンクをご覧ください。
フッ素化合物
(2016/11/19) ▲ ページトップへ
◆かねてより待ち望まれていました病児保育施設が、4月より東医療センター内に誕生しました。
病児保育室(たんぽぽ)と言います。古賀、新宮の1歳の幼児から小学6年生までのお子様が利用できます。
鹿部保育所内に併設されている病後児保育施設「おひさまルーム」(こちらは生後6ヶ月から)と連携して利用いただけるように利用登録、連絡票の共通化など工夫されております。まだ受け入れ枠が十分とは言えないでしょうが、どうぞ積極的にご利用ください。
ご利用ご希望の折には、前もって利用の予約をされて受診してください。当方で連絡票を作成します。(病児、病後児保育共に、文書料税込540円頂戴いたします)
(2017/05/17) ▲ ページトップへ
◆お問い合わせのときは、ページ右肩にあるお問い合わせ用のアドレスをクリックしてください。
メールが開きますので、所定の項目に入力して送信してください。
もし、アドレスをクリックしても送れない場合は、普段お使いのメールソフトで上記アドレス宛に、
下記の項目を入力して送信をお願いします。
「お名前・読み方・お持ちの方は診察券番号・メールアドレス・お問い合わせの内容」
(2017/02/11) ▲ ページトップへ
かねてより情報発信のため作りたいと希望していたクリニックのホームページ、皆様にご披露できるようになりました。
(2015/11/01) ▲ ページトップへ
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝日 | |
09:00〜12:30 | ● | ● |
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14:00〜15:30 | ★ | × | ★ | ★ | ★ | ✪ |
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15:30〜18:00 | ● | × | ● | ● | ● | × | |
● | 一般診療(アイチケット・窓口受付順) | ||||||
★ | 予防接種・健診外来 (予約制) |
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✪ | 土曜日予防接種・健診外来(予約制)は月に2回程度不定期 |